のーたいとる

KADOKAWA✕はてな より今冬リリース予定の新・小説サイト http://kaku-yomu.kadokawa.jp/ 第一回のコンテストに参加するための準備ブログ。習作、雑記などをアップ予定です。

ジャンル見直し

ブレイク・スナイダーの提唱する10のストーリータイプ。

「わたキモ」のログライン「キモくて金が無いおっさんが、美少女騎士を召喚して、どんな願いでも叶える願望機をめぐる闘いに巻き込まれる」がどのジャンルに分類されるのか未だ悩み中。

 

とはいえ3つまでは絞れるので、この中のどれが一番ふさわしいのか考えてみる。

「金の羊毛」

条件1「旅、時間の経過などの道程が主人公の成長の境界線となっている」

条件2「主人公の道案内となる主人公に欠けた素質を持つ相棒、あるいはチームがある」

条件3「目的となる(原始的な欲求を満たす)報酬」

①願望機をめぐる戦いの時間

②召喚する姫騎士

③過去に戻りたい

全て満たしている。

 

「難題に直面した凡人」

条件1「無垢な主人公が望んでもいないやっかいな出来事に引きずり込まれる」

条件2「主人公を苦難の世界へと追いやる出来事が明白で、警告もなく訪れる」

条件3「生死をかけた戦いで、そこには個人、家族、グループ、社会の存続がかかっている」

①無垢…?といえば無垢な主人公が生死をかけた戦いに。

②曖昧だ。

③あてはまる。

少しあやしい。

 

「相棒愛」

条件1「不完全な主人公の物語であり、完全になるために他者を必要としている」

条件2「主人公が必要としている片割れの存在」

条件3「複雑な事情の存在」

①完全にあてはまる。

②いる。

③複雑な事情は考えていない…

 

てっきり、主人公の成長に焦点を当てたものが「難直凡」と思っていたがそうでもないらしい。「難直凡」のキモは視聴者の共感を得られる「凡人」が説得力のあるストーリーラインで緊迫した状況に追い込まれ、力を出しきること。

こうして見ると、3つの条件をしっかり満たす「金の羊毛」が相応しい気がしてくる。次は「金の羊毛」モノを見てみるか…