プロット分析
タイトル:イーグル・アイ
ジャンル:難題に直面した平凡な奴
ログライン:うだつの上がらない日常を送るコピーショップの店員ジェリーは、秀才の双子の兄が死んだ日を境に世界の機械網を操る「謎の女」からの電話によりテロ工作の容疑をかけられ追われることになる。
1 オープニングイメージ(1):
兄が死んだ日、トロフィーや賞状が並ぶ兄の部屋で父親に呆れられる。
2 テーマの提示(5):
「自由を守りために張り巡らされた安全対策が、逆に自由を脅かす」
3 セットアップ(1~10):
政府はコンピューター「アリア」の提言を無視してテロ組織への攻撃を決行。
ジェリーの兄が死に、彼は3年ぶりに実家に呼び戻される。
シングルマザーのレイチェルは息子を音楽会に送り出した後、謎の女(アリア)から子供を人質にとった、命令に従え、という電話を受ける。
4 きっかけ(12):
ジェリーの部屋にテロ工作の武器が送られ、アリアから電話がかかってくるが無視。FBIに捕らえられる。
5 悩みのとき(12~25):
捜査官トーマスに俺は無実だと訴えるも取り合ってもらえない。
6 第一ターニング・ポイント(25):
再びジェリーに「逃げろ」という電話。巨大なクレーンがFBIに突っ込み、ジェリーは声に従って逃げることを決める。ジェリーは同じく謎の女に従うレイチェルと合流する。
7 サブプロット(30):
ペレス空軍捜査官が「イーグル・アイ」に招聘される。(彼女は黒幕を暴くことができるのか?)
8 お楽しみ(30~35):
アリアがネットワークを駆使して二人をFBIから逃げさせる。カーチェイス。逃げおおせて行方をくらます。
9 ミッド・ポイント:
アリアの命令通り首尾よく爆薬(偽物)を手に入れた二人はアリアの正体がコンピューターでああることを知る。
10 迫り来る悪い奴ら(55~75):
監視カメラからの情報でトーマスに行方がバレる。
11 全てを失って(75):
イーグルアイ本部に潜入したジェリーはアリアこそが兄殺しの犯人で、自分を双子の兄の代わりに利用して殺そうとしていることを知る。
12 心の暗闇(75~85):
レイチェルに銃を向けられるが、彼女は撃てない。
13 第二ターニング・ポイント(85):
ジェリーは兄の意志を受け継いで大統領の前でレイチェルの宝石(爆弾)と息子のトランペットが鍵となり政府要人を皆殺しにするギロチン計画を止めることを決断する。
14 フィナーレ(85~110):
大統領の前で銃を放ち、演奏を止めることで爆発を食い止めたジェリーは警備員に撃たれて倒れる。
ペレス捜査官はアリアを止めるためにバールなようなものでその中枢をぶっ壊す(物理)笑った。最初からやれや!
15 ファイナル・イメージ(110):
父の前で大統領に表彰されるジェリー。
バディとの友情だと思ったら、難題に直面した平凡なヤツだったでござるの巻。
しかし自分のログラインもこっちじゃねえかなあと思い始める。
二人の相違点
白人:黒人
デカ:囚人
仕事にかまける:女好き
車の好みが真逆
共通点
はみ出し者
立場が逆の二人が同じ目的のためにいがみ合いながらも最後には協力して目的を達成し、友情を育む。という構成か。
ジャックの女房問題は解決しなかったなー