プロット分析
タイトル:カリオストロの城
ジャンル:金の羊毛
1 オープニングイメージ(1):
偽札束を盗んで逃げるルパン(偽物、金)
2 テーマの提示(5):
次元「どっちにつく?」ルパン「女!」
3 セットアップ(1~10):
ゴート札の謎を追いかける中で伯爵から逃げ出したクラリスと出会い、銀の山羊の指輪を手にする。
(SQクラリスを助けられるのか?)
4 きっかけ(12):
カゲの襲撃を受け、予告状を伯爵に突きつける。
5 悩みのとき(12~25):
カリオストロうろつきながら昔の思い出にふけるルパン。
6 第一ターニング・ポイント(25):
塔の上、クラリスと会うも落とし穴に落とされる。
(どうすればクラリスを助けられるのか?)
7 サブプロット(30):?
銭形との共闘。
(銭形は伯爵の悪事を暴けるのか?)
8 お楽しみ(30~35):
クラリスの幽閉された部屋へ向かう最中のアクション。
9 ミッド・ポイント:
10 迫り来る悪い奴ら(55~75):
追いすがる伯爵とカゲ。
11 全てを失って(75):
クラリスを救い出す寸前、撃たれてクラリスは再び幽閉され、指輪も奪われる。
12 心の暗闇(75~85):
包帯に巻かれたルパンの過去語り。
13 第二ターニング・ポイント(85):
教皇に扮したルパンが伯爵を出し抜き、銭形の県警と伯爵の衛士、五右衛門、次元とジョドー率いるカゲが激突する。(不二子の手助け)
14 フィナーレ
時計塔の上、指輪と引き換えにルパンはクラリスを助け、伯爵はプチッと潰される。
(不二子の策略により銭形は伯爵の悪事を暴く)カリオストロ家に残された遺産がローマの文化であることがわかる。
15 ファイナル・イメージ(110):
クラリスの心を盗んで逃げるルパン(真心)
テーマの提示がとても無理やりな気がするが、宮崎駿監督作品であることを踏まえた上で「女!」というセリフを「どんな時でも純真無垢な少女を選ぶべきだよね」と拡大解釈すると説得力が生まれるから不思議だ…