プロット分析
タイトル:グラディエイター
ジャンル:組織の中で
ログライン:穏やかな心を持ちながらも戦の能力に長けたローマの将軍マキシマスが、皇帝コモドゥスの陰謀によって剣闘士に身を落としながらも、ローマのために剣闘士仲間や部下、王女の支援を受けてコモドゥスを打倒する話。
1 オープニングイメージ(1):
マキシマスが穏やかな顔で戦の前の自然を見渡す。
2 テーマの提示(5):
皇帝「望みは」マキシマス「自由と故郷」
3 セットアップ(1~10):
ローマ軍と蛮族の戦い。戦場に遅れてやってくるコモドゥスの野望と性格の悪さ。
4 きっかけ(12):
皇帝に次の皇帝やってと言われる。
5 悩みのとき(12~25):
陣営で家族と故郷を想い悩む。
6 第一ターニング・ポイント(25):
処刑されるマキシムス、家族を助けるために兵を倒すも、故郷の家族はすでに殺されていた。マキシムスは奴隷として連れ去られる。
7 サブプロット(30):
黒人剣闘士との友情、黒人は「家族をあの世で待つことになる」マキシムス「俺の家族はあの世でまでっている」
8 お楽しみ(30~35):
剣闘士として活躍するマキシムス。
9 ミッド・ポイント:
剣闘士としてローマのコロッセオで勝利、皇帝よりも民衆の人望を得るが、皇帝に生きていることがバレる。
10 迫り来る悪い奴ら(55~75):
11 全てを失って(75):
マキシムスが脱走する計画が失敗。雇い主も殺され、繋がれる。
12 心の暗闇(75~85):
やけくそになったマキシムスに王女が会いに来るシーン。「かつてのマキシムスは死んだ」ミッドポイントあたり、目的が復讐からローマのため、にシフト
13 第二ターニング・ポイント(85):
脱走に失敗したマキシマス傷を負わせられながらも皇帝との一騎打ちに勝利する。
14 フィナーレ(85~110):
マキシマスが皇帝を倒す。黒人奴隷は開放され、家族の元へ帰る。
王女が「もう一度ローマのために」と民衆に
15 ファイナル・イメージ(110):
マキシマスは故郷の自然風景の幻影を見ながら死んでいく。
プロットの問いかけ「個人か? 組織か?」へのアンサーは「組織」になるのか…
ラストバトルの皇帝との一騎打ちが一番盛り上がらなかった